FPいわかみ
お役立ちコラム
投信の手数料を考える
「国内株式型」投信
3/20のコラム「3/19付日経新聞朝刊「真相深層」を読んで 投信の手数料を考える」では、6タイプ全852本の投信の手数料についてレポートしました。
今回は、6タイプの中の「国内株式型」について、手数料を見ます。
対象とした投信数は160本です。
▮信託報酬
1.5%~2.0%の投信が最も多く、数は84本で53%です。
最低は0.1674%、最高は2.1384%。
インデックス型投信は安く、運用テーマを決めているアクィブ型投信は高い傾向があります。
注意していただきたいのは、同じ運用方法の投信でも信託報酬率が結構違うという事です。
例えば、TOPIXインデックス型投信でも、0.167%~0.702%まであり、実にその差は0.5%強にもなります。
インデックス型であれば、パフォーマンスは同じはずですから、手数料のより安い投信を選ぶべきです。
▮信託財産留保額
0%の投信が102本/64%あります。
手数料をとる投信については、0.3%が最も多く、数は49本で31%です。
最低は0%、最高は1%。
インデックス型は0%の投信が殆どですが、手数料をとる投信もありますので、注意が必要です。同じ株価指数に連動するインデックス型であれば、信託報酬と同様に手数料率に安い投信を選ぶべきです