FPいわかみ
お役立ちコラム
施設タイプごとに入居条件があること、知ってますか?
「様々な名前の施設があって、違いがよく分からない・・・」
「どのタイプが自分の対象となるのか分からない・・・」
高齢者施設を検討した皆さんが、最初に悩むことです。
高齢者施設の種類は多く確かに違いがわかりづらいですが、「入居時状態」と「入居目的」で整理すると理解がしやすく、自分の対象となる施設も絞り込めます。
表は代表的な6タイプの施設について整理しています。
まず「入居時状態」ですが、例えば「特別養護老人ホーム(特養老)」は看取りまで可能な公的施設として人気が高いですが、入居には要介護3以上の認定が必要です。
一方で同じ公的施設でも「ケアハウス」は自立から要支援・要介護まで幅広い方の入居が可能です。
「入居目的」ですが、例えば「介護老人保健施設(老健)」はリハビリにより在宅復帰を目指すための施設で3~6カ月程度の期間限定の入居となります。終の棲家として考えることはできません。
検討にあたっては、まず自分の「入居時状態(自立、要支援、軽度要介護、重度要介護)」と「入居目的」を明確にしたうえで、対象となる施設タイプを絞り込みことが最初の一歩となります。
これを明確にしておかないままでは、ニーズに合わないタイプの施設検討に余計な時間を取られることになります。